一日一想

141文字以上の雑多な話題

おばけに希望を抱く

 

 

 

 

 

魂って存在するの?

お化け、怖いですか?怖くないと言えば嘘になりますが、恐怖よりも希望を感じる今日この頃です。なぜなら、霊がもし本当にいたら、人間はようやく「死後」について考えることができるからです。

 

死後について考えるってどういうこと?…わたしの見解を解していきます。

まず、宗教的なものを全部取っ払うと、人は死んだらどうなるのか、その答えは誰一人わかりません。みんな死んだことがないから、そして死人に口が無いからです。限りなく続くと思われるーー終わると表現するのが正解かもしれませんがーー無がおとずれるというのが一般的な見解でしょうか。ですが、その現実を人は恐れるので、不安を紛らわすために宗教を作り、信仰することで、死という未知への恐怖をやわらげ、消化するわけですね。

 

では、なぜ「無」になると考えられるかというと、現代科学では肉体と精神を分けて考えることができないからです。肉体と精神を別物と捉えることができない限り、肉体が滅びればそれで終わりという結論になります。つまり、「魂」の存在を証明できない現状なんですね。なので、スピリチュアル・トークをするにも、そこに懐疑性が生まれます。「もしかして死後とか無いんじゃね?」となり、人は死を恐れるようになります。わたしも怖いです。

 

 

魂の重さは21グラム?

そんな魂の存在問題ですが、変わったアプローチで解決を試みた人がいました。100年以上前のことですが、アメリカの医師であるダンカン・マクドゥーガルさんは、「人間に魂はあるのか」を科学的に証明しようとしました。研究の末、ダンカンさんは人間が死んだ瞬間21グラム軽くなることを突きとめたそうです。犬など他の生物ではその現象が確認できなかったので、つまり、人間だけには"21グラムの質量を持つ魂"があるんでないの?と考えました。

そんな内容をテーマに作られた『21グラム』という映画もあるくらい有名なお話です。他作品では、『GANTZ』なんかでも魂の重さについて触れられています。現代では、この実験には科学的有用性が見当たらないとされているのがとても残念ですが、魂を物理的視点から捉えるという発想はとても面白いですね。

 

そんなこんなで、現代の科学では魂の存在を証明できず今に至ります。人間には魂など存在せず、われわれはただの原子の集合体なのでしょうか?死んだらそれですべて終わりなのでしょうか?

 

 

死後について考える唯一の方法

この悲しい実情を一転させられる方法、それが「霊の存在」なのです。霊がいることさえはっきりと示せれば、魂というものが存在し、肉体が死んだ時に魂が分離するケースを実証できるので、飛躍させれば我々は「死後」についてようやく考えることができるのです。どうですか?ワクワクしませんか?ワクワクしませんか。そうですか。

 

霊の存在を科学的に証明できれば一発ツモで、我々は安心して「死」を終着点ではなく始発点として考えることができるようになります。お化けの皆さん、わたしの目の前に現れるか、もしくはサーモグラフィーくらいには映るように肉体改造していただけませんか?

 

知り合いのみなさんも、万が一不慮に見舞われてわたしより先に亡くなったら絶対目の前に現れてくださいね。secret baseでも流しながら手厚く出迎えますので。